首の痛みと頭痛の因果関係
首の痛みや首筋のこりと頭痛は密接な関係にあり、この2つの症状が頻繁に起きて悩んでいらっしゃる方は多いようです。
頭痛は脳内の血流不足あるいはうっ血によって起きることがあり、頸椎には椎骨動脈という頸椎の中で左右両側に通っている血管があり、首の骨である頚椎の歪みによりこの椎骨動脈を圧迫して脳への血行不良が起きて頭痛につながってしまうのです。
この左右2本の椎骨動脈は脳へ向かう血液量の4分の1を担当していますから、頚椎の歪みによる椎骨動脈の圧迫が脳内の貧血やうっ血を招いた結果での頭痛を招いてしまうのです。
椎骨動脈が関係している頭痛には後頭部頭痛がよく見受けられズキズキと脈を打ったような痛み方が特徴です。
脳への酸素不足も伴いますから、物忘れがひどくて頻繁であったりとかはこの辺の影響が関係しているのかも知れません。
頚椎のひずみによる椎骨動脈の圧迫により立ちくらみが頻繁に起きるケースもあり、例えば頭を上に向けた時に頚椎の歪みがより大きく椎骨動脈を圧迫して、さらに脳への血流量が少なくなり貧血が起きて立ちくらみやめまいになる現象なのです。
交通事故がきっかけでむちうち症になると、「ミリタリーネック」や「ストレートネック」と言って頚椎の前弯が減少して、首が真直ぐなるような状態になってしまうと頸椎全体の椎骨動脈を圧迫してしまうかたちになり、より脳への血流が途絶えて頭痛や頭重を招きやすくなります。
このミリタリーネックが上部頸椎カイロプラクティックにて改善されて行く過程で、咳や声枯れが好転反応として続くことがあり、これは真っ直ぐだった首のカーブが理想的な頚椎の前弯カーブがついて来る時に喉や気管を刺激するために起きる一時的な現象です。
悪い姿勢の影響により、肩や首への負担がかかることがあり、例えば右の耳が上がって頭の軸が傾き、そして左肩が上がっていると、右側の首筋と肩に緊張が強く出てこりとなって現れます。
増して、捻りが加味されればなおさら肩こりと首筋のこりはひどくなる一方で、例えば左耳が前に出ていて右肩も前に出て捻られている、当然このようなケースでは頭痛に苦しみやすい、体のゆがみ方をしています。
喘息の症状が改善されるのも、気道や気管の圧迫が理想的な頚椎の前弯カーブに近づいて自然に呼吸が楽になるからなのです。
この様に、我々の体には自然治癒力が備わっていますから、それが唯一の治癒に至る近道であり、症状により個別の対症療法により解決しようとするのは真の救済に至るわけではありません。
頭痛薬を飲めば頭痛が消えるかも知れませんが、頭痛は治ってはいないで、場当たり的な処置により薬の作用で誤魔化しているだけです。
首の痛みや首筋のこりと後頭部痛は密接な関係にある。 |