めまいや立ちくらみは、体のバランスが取り難い平衡感覚が欠如する現象です。
めまいや立ちくらみは、体のバランスが取り難い平衡感覚が欠如する現象で、正常であれば目(直接的な視覚情報)と耳からの情報、手や足の曲がり具合、伸び具合を感知する筋肉と関節などで集積れた体の位置情報や動作感覚に関連する情報が脳へ伝達し、その情報を元に体の体のバランスが保たれるように各部位に脳からの指令を出すことで保たれています。
それらの関連のどれか一部にでも異常が起こると、体のバランスが保てずにめまいや立ちくらみが起きて日常生活にも支障を来してしまうのです。
頸性めまい(頚椎性めまい)は、頸椎には椎骨動脈といって頭蓋骨内に行く動脈が頚椎のゆがみ(特に頚椎後弯変形)により圧迫されると、首を曲げた時などに脳への血行障害が起こり、めまい(立ちくらみ)でふらつきを引き起こすこともあります。
左右の椎骨動脈で脳へ向かう血流量の4分の1を担当していると言われていますから、頚椎のゆがみにより頭部への血液循環量が乏しくなり脳貧血が起きて立ちくらみ立ち上がった瞬間にクラッとしたり、目の前が暗くなる感じのふらつき現象
<めまいの原因による分類 >
(1) 耳(内耳)の疾患
内耳の三半規管、耳石器やその情報を脳へ伝える伝達路である前庭神経などの障害による機能不全でめまいが発症することが多いのです。
難聴(突発性難聴)や耳鳴、耳閉感など聴覚の症状を伴いやすい。
※ 顎関節は耳に極めて近いため、顎関節症により内耳を刺激してのめまいの症状が出ることも多いのです。
(2) 脳の疾患
動脈硬化などによる、椎骨脳底動脈循環不全や脳腫瘍。
バランスに対する情報が集積する脳幹や小脳への出血や血流障害などによる機能低下によるめまい発症。
脳が原因のめまいは手足のしびれや舌のもつれなどを伴うこともある。
動脈硬化などによる、椎骨脳底動脈循環不全症や脳腫瘍。
バランスに対する情報が集積する脳幹や小脳への出血や血流障害などによる機能低下による脳循環不全でめまい発症。
脳が原因のめまいは手足のしびれや舌のもつれなどを伴うこともある。
(3) 頚椎性めまい
一過性脳虚血発作
※ めまいの原因に関わりなく、悪心や吐き気、嘔吐を伴うことも多いのです。
<めまいのタイプによる分類 >
(1) 回転性めまい
周囲の景色や自分自身ががグルグル回る感じ、左右上下に流れるような動きを感じることもあります。
(2) 非回転性めまい
足が地につかないような感じでふわふわ・ふらふらとする。
※ (1)と(2)は平衡器官に異常が起きたときに生じますが、脳の病気でも起きるケースもあり、歩いてフラフラする時には、小脳の障害のこともあります。
(3) 立ちくらみ
立ち上がった時などに目の前が真っ暗になった感じと動機・胸の圧迫感・息切れ・手足の冷えを伴うこともある。
立ち上がったときに急激に血圧が下降する起立性自律神経失調症の一つである起立性低血圧症、起立性調節障害や低血圧症。
頸性めまい(頚椎性めまい)は、変形性頚椎症やむちうち症など頚椎の疾患が原因で手のしびれの症状を伴うことが多いです。
※ 強い頭痛、嘔気を伴うような危険な症状であると言えますから、緊急性の原因となる病気が多いため、早期の専門医受診が必要です。
顎関節症により内耳を刺激してのめまいの症状が起きるケースもある。 |