首のひずみが引き起こす、動悸や不整脈。
長年の臨床経験の上でお話しできることですが、動悸や不整脈で悩んでおられる方の多くは、横隔膜が関係しているケースがひじょうに多いのです。
第4頚椎には、動悸や不整脈に関係する横隔神経が脊髄から枝分かれして背骨の両脇から横隔膜へ向かって流れています。
第4頚椎がゆがんで横隔神経を圧迫していると横隔膜がたわんで心臓あるいは、心臓から出て横隔膜を突き抜けている、水道管くらいの腹大動脈を圧迫して動悸や不整脈を引き起こすのです。
走った時などに横隔膜を活発に動かさないといけない時に、頚椎4番のゆがみが原因となり横隔膜への脳からの信号が途絶えがちになります。
全身への酸素供給を満足に行えない為、更に心臓の鼓動を早くして補おうとして、動悸につながって行くのが悪循環のパターンなのです。
しゃっくりは、横隔膜の痙攣(けいれん)が原因なのです。
心電図ではなく四指を使って手首の脈拍のリズムと強さを調べて、不整脈または動悸の前兆を調べるのも簡単な一つの方法です。
不整脈の主訴がある方は、脈が忙しく所々にリズムがくるっている場合が多く、しかも弱くて覇気のない沈んでいるような脈の打ち方が多いようです。
上部頚椎の矯正(アジャストメント)の直後に、このような脈の変化を患者さんに確認して戴いております。
治療後に矯正前の脈の打ち方よりも力強く滑らかになっているのを、患者さんご自身も、その感触を実感されることでしょう。
不整脈は心臓の機能的な疾患であり、心臓の働きが低下しているために脳へ血液が流れにくくなります。
頭部への血流が30%低下すると発症すると言われている貧血を招いたり、器質的な心血管性疾患につながって参りますから看過できない問題です。
正常な状態であれば心臓は1日に約10万回ほど、収縮と拡張を交互に繰り返し拍動しているのですが、このリズムが乱れているのが不整脈なのです。
自然治癒力により自然な拍動に戻すのが理想であり、薬の服用に頼るより体に優しいのが上部頚椎の治療効果なのです。
心臓は体に必要な脈拍数を調整しながらポンプの役割を果たして、全身と肺に血液を送るために一心拍ごとに無駄なく協調しながら働いて全身に血液を循環させることができれば、体の全ての機能が正常に働くきっかけとなるのです。
その他「胃が痛い」と訴えていらっしゃる患者さんの半数近くは、横隔膜の真下にある胃を圧迫して胃に症状を感じているのですが、この横隔膜の位置異常から来る胃痛です。
横隔膜は体の中で一番の面積が大きい筋肉ですから、横隔膜の位置異常による胃や心臓への負担は大きいものとなります。
上部頚椎矯正による自然治癒力の整体作用は、不整脈も整える。
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